戦国十二刻 終わりのとき

著者:木下 昌輝 発行所:光文社

戦国武将が死ぬ24時間前からの話であります。
大阪夏の陣で秀頼が死ぬまでの24時間
伊達政宗が父輝宗を射殺するまでの24時間
今川義元が桶狭間で討ち死にするまでの24時間
山本勘助が川中島で戦死するまでの24時間
足利義輝が御所で闘死するまでの24時間
徳川家康の最後の24時間
の六篇の短編集からなっております。
こういったテーマの本は少ないので、興味を持って読ませて
もらいました。作者の創作がかなり色濃くでている作品でも
ありましたが、誰もわからない死の直前の話、それを斬新な
歴史解釈で捉えた作品になっております。☆☆☆☆

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